デュアリーマンのマインドセット

ストレスのない人間関係を実現する

僕にとってのストレスの原因は人間関係だけだ。

特にサラリーマンになってからの
ストレスは半端ではなかった。


基本的に一人で遊んだり過ごしたりすることが
好きなので、休日に友達とつるんだりすることはない。

休日くらいゆっくり自分の時間を作りたいからだ。


ところが平日はそうはいかない。
サラリーマンとしての仕事がある。

職場には上司に部下、好きな人に嫌いな人、
面倒くさい人、うるさい人、神経質な人、
いろんな人間がいる。

そんな中に放り込まれて仕事をする。
ストレス以外のなにものでもない。


会社とは同じ目標に向かって社員が一丸となって
協力し、収益を上げていくものである。

それなのに、なぜ社員同士で足を引っ張り合うのか。


仕事における意見の食い違いで議論したり反論したり
することは良いことだと思う。

でも、あの人は嫌いだから仕事を頼むのをやめよう、
あの人は面倒くさいから関わらないようにしよう、
など人間関係の理由で仕事がうまくまわらないことが
とても多いような気がする。


とくに僕の勤めている会社は転勤が多いので、
人間関係が希薄であり、コミュニケーションも
とるのが下手である。

その結果、人間関係に悩む人も多い。



僕の所属するチームの一つ上の先輩に
人間関係で精神的な病気になった人がいる。


忙しい日は普通に会社に出社して仕事をするのだが、
仕事が落ち着いて暇になった途端、次の日から会社に
来なくなるのだ。

しかも1ヶ月連続で休まれたりする。

残ったメンバーは彼の仕事を分担してこなし、
結局忙しくなるのだ。


会社の上司も、その先輩に対して怒るわけでもなく、
どちらかと言えば、養護しているようにも見えた。


先輩は情報系の高専卒で、プログラミング技術が
非常に高く、うちの会社では貴重な存在であるからかも
しれない。


確かに仕事ができる人なので、やめてほしくないと
いう気持ちもわかるが、社会人としてどうなのか。


そもそも先輩が会社にこなくなったのは、
人間関係によるストレスである。


先輩も人と関わるのが苦手な人で、
同じチーム内に特に苦手な社員が2人いた。


一人は定年間近の頭の硬い人で、自分の意見は
間違っていようが必ず通してしまう人。

先輩とはいつも意見があわず口論となっていた。


もうひとりは、仕事をひとりで抱え込んでしまう人。
そして毎日のように深夜まで残業して、日中は
寝てしまうことも多い。

それを見かねた先輩は彼の仕事をいくらか引き受けたが、
今度はそれを丸投げされてしまい、先輩自体が仕事に
追われるようになってしまった。


先輩は気の合う人がいなく、精神的にも体力的にも
まいってしまって、仕事が忙しくない時期は休むようになった。


僕も同じように人間関係でストレスを受けやすいので
先輩と同じような状況になる可能性はある。


でも今は違う。

自分の夢や目標を明確にもつようになってから、
人間関係の細かいことに執着することがなくなった。


あと人間関係というのは時間がたって振り返ってみても
大した問題になってないことが多いこともわかった。

考えてもどうにもならないのであれば、
気にする時間がもったいない。


いまは人間関係に執着せず、自分の夢と目標に向かって
突き進むことだけを考えている。