ストレスと過労による体の異変

便潜血の再検査で大腸カメラ検査を初体験

会社で毎年受診している健康診断にて
「便潜血」で陽性と判定され、再検査を受けてきた。

医者によると便潜血で引っかかった場合は、
まず間違いなく大腸カメラ検査をするとのこと


便潜血は、ただの痔の場合もあれば、
最悪の場合は大腸癌の恐れもある。

今回、大腸カメラ検査を初体験したので、
どのような検査をして、その結果どうだったのかを
紹介していく。


1.検査までに便秘にならない生活をする

・検査の3日前から油もの・野菜・果物・海藻・
 こんにゃく・豆・きのこ・皮付き・タネなど
 繊維の多いものは避けておいてほしいとのこと。

上記のような食べ物を避けないといけないと
妻に話したところ、3日分の消化のよい献立を
考えてくれた。


2.大腸カメラ検査前日にすること

・夕食は20時までに済ませ、食事は消化の良い物を
 取ること

・サプリメントや常備薬はいつもどおり服用してもよい

・水分はできるだけ多く飲むこと。推奨される飲み物は、
 お茶、水、スポーツドリンクなどの透明なもので、
 ジュース、牛乳、アルコールは控えること

・21時に下剤(ピコスルファーストナトリウム液)を
 コップ1杯の水に1本全部を入れて飲むこと


前日の夜は妻にうどんすき鍋を作ってもらった。

寝る前に下剤を飲むので、夜中にトイレに行きたくなって
寝れないのでは、と思っていたが、便を催すことはなく
朝までぐっすりと寝れた。


3.大腸カメラ検査当日

・検査が終わるまで絶食。その代わり、水・お茶・
 スポーツドリンクなどの水分は、たくさん取ること

・常備薬は服用しないこと

・起床時、ガスコン錠を服用すること


消化の良い物ばかりを食べていたので、
空腹感が凄かった。さらに水もたくさん
飲まないといけないので、常に水っ腹状態である。


4.病院についてから

・2リットルの腸内洗浄液を1.5~2時間くらいかけて
 飲みほす

これが一番キツかった。

すでに水っ腹の状態で、さらに2リットルもの
腸内洗浄液を飲まないといけない。

腸内洗浄液を1リットルくらい飲むと、
便意を催すようになる。


洗浄液を飲み、トイレに行く。

この繰り返しだ。


濁りのない水っぽい便になれば
洗浄液から解放される。


5.大腸カメラ検査

ベットに横を向いた状態に寝かされ、
お尻からカメラを入れられる。

鎮静剤を使用していたので
意識はあるものの痛みは全くない。


自分の腸内の映像がモニタに映しだされ、
それを医者と一緒に見ながら腸内の状態を
解説される。


直腸のあたりに、ボコボコとして
血が滲んだようなところがあった。


医者はそれをみて

「潰瘍性大腸炎の可能性が高いですね」

と言われた。

本当に潰瘍性大腸炎かどうかは細胞を採取して
検査に出さないとわからないとのことで、
数カ所細胞を取られて検査にまわされた。


1週間後、やはり潰瘍性大腸炎と検査結果がでた。


6.大腸カメラ検査後

・検査後は脱水状態なので水分をしっかりとること

・鎮静剤を使用したら1時間程度休んでから帰ること
 自転車・車は使用禁止


大腸カメラ検査は検査までに食事を気をつけたり
検査は朝から夕方までかかることから
思った以上に大変であった。


それでも早期に病気を発見できるという点では、
非常に有効な検査なので、もし便潜血などがあったり
便の回数が多いなどの症状がある場合は、
ぜひ受けてほしい。