日記
初めての小学校の参観日で感じた、ある「違和感」
小学校1年生の長男の初の参観日ということで、会社は夏休みをとって夫婦で参加してきた。
自分が子供の頃は、
「見られる側」
で、親に来てほしくないと思ったものである。
それが今では「見る側」になり、
子供はどう思っているのだろうかは
知る由もない。
そんな参観日に参加してきて、
子供の成長に関心しつつも、
ある「違和感」を感じたので紹介していく。
性別は関係なく名前は「さん」付けで呼ぶ
先生が生徒を指名したり、呼んだりする時は、
「○○さん」
と、男女関係なく「さん」付けで統一されている。
何かのニュースで最近の学校では、
取り入れているところも多いと聞いたことがある。
しかし、実際に目の当たりにすると、
本当に違和感があった。
「男女を意識させない」
という目的があるらしいが、
僕は、男と女は別の生き物と思ってるので
理解ができなかった。
発表者に感想を言う
各班単位で「あいうえお」を使った言葉の発表があった。
教壇の前で、親を前に恥ずかしそうに
発表する姿は、今も昔も変わらないなと思った。
それで驚いたのが、
発表が終わった後に、
「今の発表を聞いての感想がある人」
と先生が生徒に言う。
すると、生徒達は次々と挙手をし、
「声が大きかった」
「姿勢がよかった」
「内容が面白かった」
など、感想を言うのだ。
これは素晴らしいと思った。
授業は「受け身」という形を、
変えていこうという意識が感じられた。
机が放射状に並ぶ
生徒が座っている机が、中央に向かって放射状に向いていた。
これは、黒板や先生を見やすいように
配慮してのことだろう。
昔はきっちり机が縦横に綺麗に
整頓されていたものだ。
そのせいで、端っこの席になったら
首が痛くなることもあった。
防災頭巾が椅子に常備
全ての生徒の椅子に防災頭巾が付けられていた。
やはり震災などで、何が起こるか
わからないので、常備しているのだろう。
僕が子供の頃はかったので
違和感は感じた。
先生が優しすぎる
これは個人差もあると思うが、先生が本当に「怒らない」。
授業中に歩きまわる生徒、
私語をする生徒、
姿勢の悪い生徒など、
親からしたら、すぐに叱りたくなる行動も
先生は淡々と授業を続ける。
あまりにひどい時は、
「○○さん、ダメだよ」
先生は優しくさとす。
昔は、
竹ものさしで叩かれたり、
しゃもじで叩かれたり、
チョークを投げられたり
と色々と罰を受けたものである。
まだ低学年だからなのかもしれないが、
もっと強く叱ってもいいのではと思った。
まとめ
参観日に参加して教育現場の変化をとても感じることができた。
今と昔、どちらが良いかは意見が
分かれるところだが、
子供を預ける親としては、
色んな心配もある。
僕たちは、単純に任せたり批判するのでなく、
子供たちが成長する上で、何が大切かを、
先生方と一緒になって考えていくことが
重要だと思う。