ひとり遊びを楽しむ

超無計画なバイク免許全制覇

  • コピーしました
バイク免許

もしあなたがバイク免許を取得しようと検討しているなら、
計画的に取得した方がいい。


僕は、小型二輪免許、普通二輪免許、大型二輪免許という
バイク免許を全て取得してきた。


最初に取得したのは小型二輪免許。


今でこそ小型二輪(125cc以下)はメジャーになったが、
当時はマイナーすぎる免許だった。



僕と同じ時期に教習所へ入校のは約30人。


そんな中で、小型二輪コースは僕1人だった。


大型二輪はCB750、中型二輪はCB400、
そして小型二輪はCD125Tという教習車が用意されていた。


CBは知っていたがCD125Tは知らなかった。


他の生徒は大きなバイクに乗って楽しそうに走っていたが、
僕はオモチャみたいに小さなバイクでコソコソ練習した。


初めてのマニュアル操作はすぐに慣れてしまい、
技能教習の3時間目くらいから退屈になってしまった。


実技試験は1発で合格し、無事、小型二輪免許を取得した。



免許を取得したらすぐにバイクが欲しくなった。


125ccの4ストオフロード車で、10万円で購入。



50ccに比べると、30km/h制限、二段階右折がないという制限が
なくなり、走っていてもストレスが少ない。


ただ、やはり遅い。


フルスロットルで最高速チャレンジしたところ、
95km/hで頭打ち。


速いバイクに乗りたくなった。



そして普通二輪免許の取得に踏み切る。


仕事で宮崎に長期出張になり、仕事が終わった後に
暇な時間があったので、現地で教習所に通うことにした。


憧れのCB400での教習。


加速もパワーも125ccとは段違いである。


小型二輪免許を取得していたので、
マニュアル操作は全く問題がなかった。


小型と普通の違いって教習バイクが大きくなっただけで
教習内容はそんなに変わらない。



普通二輪免許も実技試験1発で合格。



とにかく速いバイクが欲しかったので、
4気筒250ccの高回転型エンジンを積んだネイキッドタイプを購入。



阿蘇山へソロツーリングへ行き、飛ばしまくった。


長い直線があったので最高速チャレンジすると、
170kmまで出すことができた。


でも楽しくはなかった。


スピードを求めても怖いだけ。


それに高回転型のエンジンでしかも排気量が小さいので
トルクがなく、市街地などは走りにくい。


さらに、高回転の甲高いエンジン音はかっこいいのだが、
それに伴う加速感がない。


そんな事を思うとかっこ悪く感じて、
そのバイクに愛着を持てなくなった。



そして最後は大型二輪免許の取得。



なぜ大型を取るうと思ったか、そのキッカケは、


「絶対に乗りたいバイク」

に出会えたからだ。


それが、KawasakiのW650。


雑誌でその姿を見た時に一目惚れした。


この時ばかりは、大型二輪免許を取得する前に、
バイクを注文してしまった。


大型二輪免許の取得は、小型や普通二輪に比べて
特別難しいということはない。


車体が重いので慣れるまでは大変だが、
トルクがあるので、エンストなど起こすことはほとんどない。


幅数十センチの1本橋を渡ったり、スラロームがあったり
やっと教習らしい技能教習を感じることができた。


大型二輪免許も1発で合格。


それからW650が納車され、毎日のように乗り回した。



こんな感じて、僕は全てのバイク免許を取得してきた。

普通、こんなに効率の悪い取り方はしないだろう。



大型二輪を取得すれば、全てのバイクに乗れるのだから、
結果的に小型二輪と普通二輪は無駄な時間と教習料金を払った
ことになる。


そんな僕が進めるのは、

「バイクが好きなら大型二輪を最初にとれ」

といいたい。


世の中の全てのバイクに乗れるという優越感や選択肢の多さは
大型二輪免許でなければ味わえない。


「125ccのスクーターしか乗らないから
 大型二輪免許はいらない」

なんて言わずに、ぜひ大型二輪へチャレンジしてほしい。


バイク乗りは色んなバイクに乗りたくなる。


それが普通だし、それが楽しい。



教習所へ無駄な教習料を払うくらいなら、
大好きなバイクの購入資金にしよう。
  • コピーしました

この記事に関連する記事一覧

この記事を書いた人

duaryman
duaryman

本業で苦しむサラリーマンのための 自由副業アカデミー主宰 会社員のまま家庭をもったまま 1人時間を楽しむお金と時間のゆとりある “デュアリーマン”になりませんか? 4人家族 バイク/外食/散歩が趣味