僕は満員電車が大の苦手だ。
人に押しつぶされ、身動きもとれず、
女性には近づかないように注意しないといけない。
このような状況に我慢できない。
やはり僕はサラリーマンに向いてない。
県外から電車通勤している同僚がいる。
朝5時に起床し、6時の電車に乗車。
片道2時間半、途中で満員電車にも乗り換える。
帰りは夜22時頃まで仕事をし、
朝乗ってきた電車に乗って帰路につく。
僕には信じられないことだった。
毎日5時間を通勤で時間を浪費し、
さらには満員電車でストレスを感じ、
それを毎日繰り返す。
僕だったら間違いなく引っ越す。
もちろん出費は大きいが、
それを上回るメリットの方が大きい。
同僚は言う。
「もう慣れたよ、寝てれば着くし平気だよ」
人は習慣化すると苦痛に思えなくなるから不思議だ。
優秀なサラリーマンは我慢することが得意だ。
でも、我慢を美徳とする考えはいかがなものか。
いくら慣れたからといって、
それをずっと続けていれば体にも負担がかかることは事実。
現実から目をそむけてると言わざるおえない。
人間は慣れというものが一番怖い。
僕は月100時間の残業が習慣的になるような時期があった。
僕はそれが当たり前の状況になってしまってて、
苦しかったが問題なく働けていた。
普通に考えれば、過労が懸念される仕事量である。
当然、体に無理がきて体調に異変が起こるようになった。
その頃に発症した病気は、いまも完治してないものが多々ある。
このように、我慢や慣れてることがわからなくなるのは避けたい。
サラリーマンとして健康に働いていくためには、
満員電車なんかに人生を費やしてはいけない。
定期的に自分の生活を客観的にみて、
自分が無理してないかを見直すようにしたい。