僕という人間

なぜ人は争うのか?

会社勤めをすると、いろんな人に遭遇する。

頑固で職人気質の人、やる気が全くない人、適当な人、
夜遅くまで黙々と仕事する人、文句ばっかり
言っている人、など上げていけばきりがない。


それらがひとつの会社で働くということは、
当然、会社内での衝突は日常的にあるわけである。


僕はこれが苦手で、そして面倒くさい。


僕は人との争いが嫌いなので、相手の意見や主張に
反論することはほとんどない。


自分の考えがないわけではないし、言いたいことも
たくさんあるのだが、それに対してまた反論される
のも面倒くさいのでしない。



僕がこういう性格になったのは親父の育て方によるものだ。


親父と言い争いになった時、僕は必ず負ける、というか
話にならないのである。


親父は僕の意見は全く聞いてくれない。

一方的に怒鳴られ罵倒され、
言い返す気持ちにもならない。



そんなの無視すればいいじゃないか、
と思われるかもしれない。


しかし、その状態が1週間も1ヶ月も
続いたらどうだろうか。


母親も完全に諦めている状態で、
それが幼少の頃から続いているのだから
トラウマになるのもわかってもらえると思う。



そんなわけで、僕は人との争いが極度に嫌いだ。


といってもサラリーマンとして生きていく
中で、争いは避けては通れない。


そこで僕は考えた。


どうやったら争いがなくストレスをなくして
仕事をすることができるだろうか。


おそらく、そんなのは理想であり無理で
あることはわかっている。


でも、限りなく理想に近づけることは
できるはず。